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区長の嘘、明らかにすることから

重ねてみれば明らか

百条委員会も最終版になってきた。
10月26日(月)3時~ 三井レジの担当者証人喚問。
どうぞ傍聴にお出で下さい。

振り返りの意味も含めて、4月24日企画総務委員長による調査の論点整理(案)、わかりやすいので載せておきます。
真ん中のピンクの枠に書かれている事業協力者住戸の確定に時間を要してしまった。
富士見2丁目のサクラテラスの三井マンションを、1億円で購入し、2年半後家族で7000万円の利益を出した、ということが事実であったとしても、道義的にどうなのとは言えても、株と一緒で公平公正な民間取引であれば、問いにくい。

論点のスタートラインは、購入にあたり優遇措置があったかどうかということなのだ。
区長は、本当は3月6日のNHKの報道があったあと、次男さんに聞いてすでに知っていたと思われる。

証拠は複数ある。より分かりやすいのは、6月8日付け、石川区長の代理人が三井レジに送った照会書がそれこそ明快。当時の区長代理人稲川弁護士によれば、
次男は「営業担当者からその日(1月9日)に購入を希望すれば、先着購入することができる可能性があることを聞いた」その認識は正しいか、と聞いている。

また、9月11日提出された三井レジによる経緯資料でも「平成27年11月モデルルームを訪れたのち、区長夫人から電話連絡あり、三番町三井マンションの強い購入意向を感じて希望の部屋を事業協力者住戸にした」「その後次男と区長夫人に、〇〇号室を抽選することなく購入できる旨を説明したこと」という。両者のいうことは一致している。

でありながら、区長は、3月9日の予算委員会で「提案を受けた住戸については、明快に事業者からこういう住居だという説明はありませんでした。これは本人にも確認し、販売をしたところにも確認したところであります。」と虚偽の答弁をした。・・・嘘①

その後、コロナの中で百条委員会が始まり、文春が三井のマンション転売で7000万円の利益と報じられたのち、6月16日の区長の証人尋問で、三番町三井マンションについて「私自身が交渉したわけではありませんし、委員長のおっしゃることはすべてわかりません」(議事録13ページ)・・・嘘②

その後も7月の記者会見では「特段の優遇措置を受けたものではないということを、明快に申し上げておきます。」・・・嘘③  参考 区長側に一般販売されない部屋 販売会社が「認める」文書提出 https://www.fnn.jp/articles/-/95651

7月25日には、町会長・婦人部長あてに、「次男は三井レジから示された公募価格で購入しており、一切の優遇的取り扱いを受けたとの認識はありません。」・・・嘘④

区長は、6月16日の区長尋問よりもかなり早い時期、次男からくじ引きをしていないことも、優先購入だったことも聞いていることは、下線の個所を読んでいただければ明らか。
参考に読売新聞の記事も載せておく。

6月26日読売新聞

最初に本当のことをいってくれれば、3月か4月で固まっていたスタートラインが、嘘に嘘を塗り重ねて、7ヶ月も要してしまった。今の千代田区は一事が万事こんな感じだ。

地方分権社会で、首長権限がどんどん拡大している。
とりわけ地価が高い千代田区をめぐる開発利権はそもそも莫大なものがある。
少なくともそうした許認可権をもち、規制強化も緩和もできる首長が、
その利害関係人である企業とこれほどの莫大な取引を繰り返し、利益を得て良いはずがない。

次期同じくしてミッドタウン日比谷の開発において、
225億円の価値を持つ日比谷の土地と30億円相当の建物が、
20年間、必要な会議(首脳会議)も開かず秘密裏に無償貸し付けを決めていた。
有償で貸すといくらなのかの試算もせずに。
議会への報告・相談、みごとに一切なし。過去に例のないこと。

日比谷も富士見も三番町も

百条調査は、やっと先がみえてきた。ちょっとホッとしている。
同時に、アフターコロナをきっかけに気づいてしまったこと、
リモートワークやオンラインでの会議など働き方も変わり、
一極集中の是正の機運も高まってきた。

今回の調査を導いてきた方々への風当たりは相当強いだろう。
しかし、これは今後「都市開発と利権」の教科書にもなりうる事例であり、
こんなことなら地方分権などせず、
手の届かないところでコントロールしてもらったらよかったのだと言われてしまうようなこと。

制度として改善すべきこともかなり見えてきた。
千代田区を愛し、自己犠牲をもいとわない、そんな明日のリーダーの登場を望む。

https://www.chiyoda-fund.com/
引き続き、「ちよだ自分ごと化プロジェクト」もご覧ください。

7月から事務所で頑張ってくれた、ロンドン大学で都市計画を学ぶインターンの学生さんは
またロンドンに帰ってしまった。それでもメール一つで、サイト情報を更新してくださる。

年末号の「ちよだの声ニュース」に、
激動の千代田区議会で3か月インターンとしてつぶさに内容を見てのありのままを
書いてもらおうかな・・・(^^)/

2020.10.25
小枝拝

区議会千代田区