外出自粛の大雪の日に(その2)

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🌟(仮称)四番町公共施設について

http://www.kensakusystem.jp/chiyoda-vod/cgi-bin4/GetHTML.exe?1thcp5or1yry69xm75/R020228TEIREI.html/0/10/1/0/0#hit1

千代田区議会のホームページにインターネット中継があります。
四番町公共施設問題は、あまりに内容が混み入っていて、私のようにしつこくしつこく4年間追いかけてきたものでないと(木村区議と自民の数名は別にして)もう誰もついてこられないほど、内容が複雑になってしまっていました。

「みなさんの町の公共施設、図書館もある保育園もある、とっても身近な公共施設をどうしたいですか?という投げかけも、区民に堂々とした説明も、一度も行わないまま強行されて、当初の予算の2倍近くに膨れ上がってしまったこの計画の契約議案がこの予算議会に出るというので、私としてはもう手の打ちようがないなと、最後に、多くの人が今後この問題の本質や背景について手がかりをつかめるように、パワーポイントによる紙芝居みたいにというイメージで質問を作りました。

うまくいったかどうかはわかりませんが、たったの10分ですので、試しにご覧になって下さい。 

わたしから見ると「新国立競技場問題」と似ている。

本当ならまだまだ使える国立競技場(1964年の平和の祭典のレガシー、学徒出陣の舞台となった戦跡)を壊し→当初1300億円を提示してムリやりコンペ→ザハ案が工事不能でキャンセル→2520億円まで膨れ上がった上に、猛暑によって、マラソンは札幌→コロナで一年延期になるという事態。

でも誰にも止められなかった。

当時、「異議あり」ノロシを挙げてくださったのは、森まゆみさんをはじめとする10人の女性たち。わかりやすいブックレットにまとまったものが、私の事務所にあります。国から地方まで、トップがあまりにもずさんで呑気で自分のお金じゃないのでいくらどんなに無駄になってもまったく涼しい顔で、お詫びなんて考えもしない。これじゃお天道さまが怒る。

どうようのことが、葛西臨海水族館の30年にして解体新築問題(小池都政)、

国立劇場建替えhttps://www.kentsu.co.jp/webnews/view.asp?cd=191224500063&area=1&yyyy=0&pub=1
そして、築地の開発・・・。

ようは、デベロッパーや連なって開発したい規制緩和派が政治家と一緒になって構想をねり、絶対に賛成する人たちを有識者会議にならべ、反対というと次に採用してもらえないと思う上昇志向の有識者がそれを追認して重しをあたえ、国民は忙しいから放置する。


それでも、大自民党が「小池さんでいいんじゃないか」と言えば、それで7月5日の都知事選は小池さんで決まり。そして、小池さんが「石川さんでいいんじゃない」といえば、来年2021年1月31日?の区長選挙では石川さんに決まり・・。民主主義なんてどこにもないんじゃないかと・・・。
そしてまた、どんどんどんどん使えるものを壊して、規制緩和して開発して、魅力のない無味乾燥な千代田区になっていくことに止める方法はもうないのかなあと・・。
思っていたところに、木村議員さんが長年追いかけてきて、わたしも小枝通信等で注目してきた案件が、炸裂したのが今定例会の最大のトピックでした。これについてはまた次・・とします。


ここでは、どうか、四番町公共施設問題、10年計画、ちよだみらいプロジェクトでは50億円と見積もってその後80億円としていた計画がいまや147億円(維持費は別)に膨らんでいます。知っていただきたい。議会が議決したいまでも、まだまだこの計画はつまづくと確信します。そして区長は責任をとりません。部下と議会の責任で逃げるのではないでしょうか!?


2020年3月29日
コエダスミコ@神保町より