平成最後の選挙が終わる

「選挙も議会も人生の修行」

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8回目の自分の選挙が瞬く間に終わった。
(公選法上お礼は言えません。とにもかくにもお騒がせ、そして当選しました。)
以前は、車を出さない、事務所を出さない、とつっぱって過ごしてきた私は、
6年前の都議選を境に、人並みのフルセットで望むようになりました。
落選することの人迷惑を自覚したからです。
それはうるさかったり、人手を煩わせたりと人迷惑なことだけど、
選挙にはプラスなんだということが今さらのように勉強になりました。
なぜって、一人じゃ選挙を回せないからです。
「助けて助けて」と言いまくる。その助けてが支援の輪を広げる。
人に迷惑をかけて、巻き込むことで、そこに地域の情報もついてくる。
人生でこんなに濃密に人と対話する瞬間ってないんじゃないかと思うほど
選挙は濃密な出会いと交流の場であると同時に、
極限まで自分の能力が試される修行の場でもある。

「江戸っ子はやせ我慢だよ、小枝ちゃん」
4代前が駆け落ちして大阪から東京本所に出てきたという小枝の一家は
正確には江戸っ子じゃない?けれど、選挙前、
私の地域の後ろ盾をしてくださる正真正銘の江戸っ子が
おっしゃったこの言葉が私の心に響いて、今回の選挙の支えにもなった。
たくさんの受かって欲しい人がいた。
新人女性たちと男性現職、私の思いを受けて、勝手連総合選対のように
動いてくださった方々がいた。
議会を変えたかった。けれど、そこまではいかなかった。
4000枚のビラはありがたかった。
自分の言いたいことが、伝えやすかった。
選挙という修行が終わり、議会という修行が始まる。
3期目に産んだ男の子が18歳になり、私の朝ごはんを作ってくれた。
2期目に産んだ子は、22歳となり、私の選挙と同時に社会人一年生に。
人生とは不思議な風景だとつくづく思う。
そしていつも試される。お前さんに何ができるのか。
政治は良くなっていない。このままでは子どもたちに申し訳ない。
だから修行は続く、頑張らねば。
2019年平成31年4月26日 小枝すみ子@早朝の自宅にて

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