メインは「住宅基本計画」です

論点はハードからソフトへということです。
と私は思って一生懸命主張しているのですが、
議員さんたちは、一様に、これでは、いままで住み続けてきた人が
いられなくなる、住み続けられない人たちへの支援が見えないと
ほとんどの議員さんたちは同じような感覚を持っています。
そこに、何党もありません。
まちの感覚なのです。企画総務の委員会で、そう実感しました。

それが、
なぜだろう、行政の感じている見え方とずれが出る、
このまちの奥の深い面白さ、味わい深さ
新しい人が入ってくるだけじゃ、
その良さは保てない、その感覚が伝わらないことに
一貫して、焦り、いらだち感じてしまいます。

バブルの時期に、容積緩和して開発誘導しながら
開発協力金や住宅付置制度をつくり
開発の勢いを借りて住宅を作ってきた。

バブル期に4万人に落ち込んだ人口が、6万5千人になるという。
その先に、コミュニティーや神田麹町番町それぞれの地域の文化や作法が
ひきつげるまちづくりと、人口確保は、一対の政策でなければなりません。

それはなるようになるではならないし、
古くから住み続けこれからも住み続けたい人たちへの応援と支援がなければ
少なくとも向こう5年間、オリンピックバブルの流れの中で
大切な計画であると思うので、こちらも緊張感を抱かざるをえない。

この夏~秋、パブリックコメントもあるので
住民の声も大いに出していただきたいところです。

久々の国会ロビー活動
国会ロビー活動
新国立競技場問題

見直しはできない
なぜなら責任者不在で手続きがないから、と私が書いた翌日に、
安保法制の強行採決で
支持率急落のあおりもあって、

安倍首相が
白紙撤回を発表しました。

見直しではなく白紙撤回、
遅すぎるとはいえトップの判断として
評価したいと思います。
危機管理意識が機能したということなのかなと思います。

当初より、旧国立競技場を
保存活用すべきだと
ザハ案は、無理があると
著名な建築家たちと
運動を続けてきた仲間たちが、

請願活動を続ける傍ら、緊急国会集会を持つとのことです。
桝添都知事がいうように、未来に残せるもの、アスリートにも本当に使いやすい、旧国立競技場のように
次の世代の人々に喜ばれるものにしたいものです。
実際、また同じ顔ぶれの方々がやるのですから、
次の計画案の決定まで、市民参加を担保して、開かれた協議にしてもらわないことには安心はできません。

その段取りと、請願活動への協力のお願いに、議員会館周りに行きました。
写真は第2議員会館の10階の窓から見える国会。

皇居歩き方方々、また、安保法案阻止の国会前集会に参加かたがた
行ってみてはどうでしょう?

以下にはりつけます。7月30日2時から、先着150名までだそうです。

http://kokucheese.com/event/index/320007/

この運動を続けてきた11人の女性たち、
共同代表の11人、この方たちは、企画、根気、人脈、すごいです。

主催 神宮外苑と国立競技場を未来に手わたす会
http://2020-tokyo.sakura.ne.jp/

どうぞ、よい週末を。私は、山口県岩国市にて女性議員の会です。
千代田区にきっとよいもの持ち帰ります。少々の不在をお許しください。

2015年7月24日

九段下より  小枝すみ子