2011.11.15 災害対策特別委 議題

1、千代田区防災対策見直しの基本方針
2、地域防災計画等の策定 行程表
3、平成23年度 千代田区帰宅困難者対応訓練の実施について

3.11の教訓を踏まえ、
防災対策見直しの基本方針(案)が、やっと示されました。

千代田区行政内の組織のごたごたが影響しているのか、
6月議会で、「年度内に地域防災計画の抜本的改定を行う」と
区長自らが大見えを切っていたその作業が、
半年近くにわたり空回りしていたかのような状況が見えて
騒然としたのが9月のことでした。なんでも防災課が対応という体制が
不安です。

防災課内における地域防災計画の改定作業は確かに進んでいます。
避難所の職員配置、地域別の状況把握、冬の夕方6時、震度6強の
単一想定を、平日の昼間、休日、夜間と複数の想定にする
そして帰宅困難者の訓練の在り方を見直し、今後は帰宅をしない=留まる
という方向での意識啓発、それでも、発生する帰宅困難者のための
大学や民間施設、大規模施設の収容などの訓練に切り替える
といった具合です。

そして来年、東北大震災から1年目の平成24年3月11日は日曜日なので
平成24年3月9日の金曜日に大規模訓練を行うとのこと。

同時に開催されている「まちなか懇談会」でもさまざまな議論が出て、
私たち議会からの問題提起とそうした区民からの意見を踏まえて、
まずは年内に計画素案が提示される予定です。

区民、企業の皆さんからも率直な意見を出していただきたいと思います。
私も、本会議や委員会、そしてこれからは予算要望で、
意見を言い続けます。

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