お困りごと24

 まちは、すっかり平常に戻ったように見えて、
まだ、自宅のエレベーターが動かず出張所に避難している人、
ガス漏れで消防署や警察が出動しているところ、
水道管が壊れて水道屋さんも来てくれなくて困っている人
たんすや仏壇が倒れ落ちて、息子は帰宅困難で帰れなくて困っている人など、やはりまちはてんやわんやです。
 午前中あちこち避難所まわりをしていたら、「たんすが倒れて男手もなく・・・」という人がいて、出張所に行ってみようかなと自転車を走らせていたら、見回りに歩いていた民生委員さんがボランティアセンターが対応してくれるかもというので、こちらもご近所なので、「一晩寝ずの状況だろうから、対応できないのではないかしら」と思いつつ連絡してみると、すぐに対応してくれました。
 正確に言うと、困りごと24というサービスで、
それでもボランティアしてくれる人よりも、されたい人の方が多いとパンクするとのこと。ボランティアの方と一緒に歩いていたら、まちの方が「どうしたの?」というので、これこれお困り事で来てもらったのよというと、
そういうのがあるなら僕もそのボランティアに登録しようかなと言ってくれた。
 そう、お年寄りばかりで、あるいは我が家もそうだけど男手がなくて困っているうちは結構あります。
それを24時間、お手伝い下さる方を派遣するのがこの制度です。
 どうぞこのような時こそ、ボランティアになって、地域で困っている人の役にたってあげてください。

 神保町の本屋さんも、みんなバサバサと倒れてきて大変なことだったと言います。
それでも仙台や福島の状況をみると、何も言えないよねと、みなさん口々にいいます。
水が出て電気がついてトイレが使えることのありがたさをしみじみ思います。

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